8月8日(獅子座/寅年)生まれのご隠居が?徒然なるままに、、、、、、、、、、、、、 について何事かを書き綴る--ただし、自己満足ではなく、できれば他人が読んでも何か役に立つように心がけ・・・
The best life is one in which the creative impulses play the largest part and the possesive impulses the smallest. (Bertrand Russell)
★3月分内訳:世相(),世界及び日本の重大事件(2),政治と行政(),エンタメ(),読書(),英語学習(),パソコン活用(),TV(),SNS(),IT(),株(1),独り言(),その他(0)
Mar. 21, 2022_ 003 プーティン、ウクライナ侵攻のロシア兵を讃えて、聖書を引用戦争の口火を切るのは(軍隊に出動命令を出すのは)政治家や軍人などの権力者であり、いったん戦争になれば、多くの国民が「思考停止」に陥ります。どの国も他国を侵略すると言って戦争を始めることはなく、多くの場合、大国が自国よりも武力が劣りそうな国を(自国を守るためと言って)攻め始めます。侵略を受けた国では、祖国の防衛のために仕方なく武力を行使せざるを得なくなります。そうして、多くの場合、いずれの国民も戦争犯罪を犯しがちになります。戦争に敗けたら国が「滅びてしまう」ということで、平時だったら大罪の殺人も、祖国を守るためのやむえない行為(やりたくないことをやるのであるから、一種崇高な「勇気のある」行為)となります。 そうして、亡くなった国民はどこの国でも「英霊」として讃えられ、戦死者のための教会や神社などに祀られます。戦争犯罪として後の世に糾弾されるのはナチスなどごく一部の例外だけです。従って、過去における戦争の反省はどうしても不十分なものになってしまうので、いずれ(忘れた頃に)また戦争が起こります。このような愚行をどうしたらなくせるでしょうか? 3月18日にモスクワで行われたクリミア半島併合8年目の関連イベントでプーチンは、ウクライナに侵攻しているロシア兵士を讃えて、新約聖書「ヨハネによる福音書」第15章13節から、「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」という聖句を引用したと、NHKニュースなどで報道されています。 どこの戦争指導者や同調者も自国の兵士を「英雄」(戦場で死ねば「英霊」と讃えますが、自国の兵士を殺害する他国の兵士は「英雄」(つまり、敵ながらあっぱれ)と称えることなく、「鬼畜」として糾弾します。日本の多くの政治家も同様です。
Mar. 14, 2022_ 001 / 006 アガサ・クリスティ(作)『蒼ざめた馬(The Pale Horse)』前編私の好きな作家のアガサ・クリスティの推理小説をTVドラマ化したものがNHK総合TVで昨夜放送され、私も見ました。『蒼ざめた馬(The Pale Horse)』の前編で、1時間ものでした。クリスティーの原作をサラ・フェルプスの脚本による斬新なアレンジでドラマ化したダークでスリリングな人気シリーズの最新作とのことです。(主人公のマークは原作では学者ですが、この映画では裕福な古美術商となっています。)NHK公式サイトには次のように書かれています。 「1961年のイギリス、ロンドン。古美術商のマークには再婚した美しい妻がいたが、1年前に浴室での事故で亡くなった前妻デルフィーヌのことを忘れられずにいた。ある日、不倫相手と一晩を過ごすが、翌朝、その女が死んでいた。あわてたマークはその場にいた痕跡を消して立ち去る。同じころ街角で病死らしき女性の遺体が発見され、靴の中から何人もの名前が書かれたリストが見つかる。そこには亡くなった不倫相手やマークの名前もあった。リストの人物が次々と亡くなっていくなか、身の危険を感じ、その謎を調べていたマークはマッチ・ディーピング(Much Deeping)という村にたどりつく。村で占いをしている風変りな(占いの館「蒼(あお)ざめた馬」に住む)3人の女性は、人を呪い殺すことができる魔女だというウワサが・・・。」 漫然と見ていたせいか、人物関係などによくわからないところがあったため、本日、NHKプラスで再放送を視聴し、だいぶわかってきました。誰が犯人かはまだわかりませんが、殺人方法は毒薬によるものと想像されます。(死者の髪の毛が抜けるということから)その毒性のある薬はタリウムであろうと推理されます。だいぶ前に、東大医学部付属動物実験施設の某技官が同僚にタウリン(酢酸タリウム)で毒殺された事件を思い出しました。 https://www.cool-susan.com/2015/11/05/% 後編は1週間後の日曜の夜に放送される予定ですが、楽しみです。 (HOME) Mar. 8, 2022_ 004 大口投資家の餌としての一般弱小株主米国などに比べて、株などに投資をしている日本人はかなり少ないということはよく知られています。政府や財界は、「経済を活性化したい」ということで、国民がもっと株などに投資をすることを推奨してきました。しかし、日本の高度成長期の時は、一般弱小株主でも利益をあげた人が多かったでしょうが、低成長の現代においては、弱小株主の大多数は大口投資家の「餌」になってしまっています。株で利益をあげたい大口投資家や資金量の多いセミプロの個人投資家は、適宜大量に株を買ったり売ったりして小口株主をあわてさせ、狼狽売りさせたりして「爆益」を得ています。もちろん、大口投資家でも失敗して財産を失う人はいますが、一般の小株主で利益をあげているのは1割以下にしかすぎないと言われています。 政治家も官僚もそんなことは百も承知の上で、国民に株などの投資を勧めます。今回のウクライナ危機の影響で、乱高下げする株価を利用して莫大な利益を上げている大口投資家がいる反面、窮地に陥っている国民(少株主)もけっこういそうです。 (HOME) Mar. 1, 2022_ 002 プーチンの誤算ー政権崩壊のきっかけとなるか?報道統制が厳しいロシアでも、今回のウクライナ侵攻は報道統制によってごまかすことができなくなりつつあります。昨日のニュースZEROによれば、ロシア各地で戦争反対デモが起きており、すでに8,000人ほどのデモ参加者が逮捕されているそうです。西側諸国はロシアへの経済制裁を強化しており、ロシアの通貨のルーブルの価値も大暴落しています。そうして、ロシア国民が銀行のATMにかけつけても預金がおろせない人が大量に出現しています。ロシア経済が瀕死の状態になれば、プーチンのやり方に反対する国民が増えてゆき、支持率は急落する可能性が高まります。プーチンは側近に暗殺されるかも知れません。 プーチンは軍事には詳しくても、制裁による経済制裁の影響を甘くみていたように思われます。 (HOME) アーカイブ 2022年1月分 2022年2月分 |